ツンデレ? ヤンデレ? 素直クール?〜キャラの肉付け〜

新たな作品を書く、と言うことは多くの場合新たなキャラを生み出すと言うことです。世の中にはそうでない場合も時々あるんですけれども、その手法はあんまり馴染みがないので今回は考えないことにします。
でもって、まあ今までずっと脳内をぐるぐる回っていたのは事実としても、今日から書き始めた話で僕はまた新たなキャラを生み出しているわけですよ。
当然、その際キャラづけに色々惑いがありました。
実際まだ2,3人しかキャラの肉付けが出来て無くて、そいつらが登場する場面しか書けていないと言うのが現状なのですがね。
さて、かすみん先輩がこの間キャラの個性をつける為に語尾をつけるべきかどうか、ということを悩んでいました。その時、先輩が悩んでいたキャラは別にテコ入れをしなくても全然没個性ではないと思ったんですよ。
で、更にそこから発展して思ってしまったことは、僕の描くキャラって個性が薄いっていうことでしょうか。
今書いているMonochronikaは割とその辺りを意識しているのでそんなに酷く没個性ではないんですけれど、よく考えたらその前作に当たるMonochromatic〜シリーズは割と酷い……。キャラの個性が薄くて、かすみん先輩がアレでテコ入れしなきゃならないんなら僕はどんだけテコ入れせねばならんのだって言う話なわけですよ。
と言うわけで、ここ数ヶ月(かすみん先輩が話題提起する前から)実はちょっとキャラ付けについて色々考えているのですよ。
世の中には個性的なキャラ、そうでないキャラというのがいます。まあ主役級キャラって言うのは大体が個性的な奴ら揃いっていうのが定番です。
そのキャラの個性がどのように表現されているか、ここがポイントですよね。
語尾、口調、独特の言い回し、口癖、或いは徹底的なビジュアル面(これは漫画など)、それから最近はツンデレとかヤンデレとか総合的人格としての個性も随分と伸張してきてる気がします。あとは火力とか?←それどこの固定砲台?
どれもコレも一度自分でやってみたい*1特徴付けなのですが、いざやるとなるとコレが結構難しい、と思うわけです。
特に語尾口調口癖のあたりは、特徴が分かり易く現れる分個人の同定がしやすいわけですが、その分異なる作品世界の異なるキャラクターが同じような特徴を持っている場合同一視、或いはパクリ視されかねないという危険性がありますね。特にその口調などが個性的であればあるほど。「〜にょ」って言う口調をやらせたらデジ子かな、って思うと同時にデジ子のパクリかなと思ってしまうとか、そういう感じです。
だから、そういう明快な特徴付けをする場合、オリジナリティに細心の注意を払う必要が出てくる。でもって、すんなりと馴染んで独創性があって特徴的な口癖(等)って簡単には転がってないものなんですよね〜。はう〜、そんなのを考えるのはさっぱり難しいよ、というのは狂乱家族日記の優歌の口調ですね。最近のお気に入りです。
ゴーオンジャーの炎神みたいに違和感丸出しでっていうのならまた話は変わってくるんですけれども「ちょっと変で、でも特徴的で済ませられる」くらいの口癖って難しいですよね。
その辺のキャラ付けは、まあ思いついたら、って言うぐらいの消極的態度で付き合っていきたいと、そう考えているよしけむです。まあ性格付けだけ+一人称区別でお腹いっぱいです。

なんだか何が書きたかったのかよく分からないエントリになりましたね。
いや、僕もよく分からなくなってます、正直な話。
結論だけ言うと、勇者の話でヒロインを出すことになったんですけどこのヒロインが初期構想では男で、主人公(男)との付き合い方・態度・その他諸々を現在鋭意模索中。
因みに今は予想外の方向へ爆心中。
なんですよ。どーしようかなーっていう、それだけの話です。

*1:勿論“自分がやる”のではなく、自分のキャラにそう言う個性をつけて動かしてみたいという意味