マンモスレンジャー

よみがえるマンモス展。
いろいろと懐かしいものも見られました。
大阪でやるならある種当然ではあるのですが、大阪市立自然史博物館からも多数の標本が貸し出されていて、見覚えのある標本もちらほら。
ケナガマンモスの全身骨格標本は多分自然史博物館のメインホールを飾っていたものでしょう。二階の展示室を見た後に上から見下ろした記憶があります。やっぱりあの標本は下からだけじゃなくて上からも見なければ意味が半減する気がするんですよね。今回はしたから見上げるだけだったんですが。
他にも、外ならぬ我が京大の地質学鉱物学教室からもメディリオナリスゾウなどの化石標本が貸し出されていて、ちょっと驚きましたね。こんなところで京大の名前と出会うとは。

地球博に行った時にはディベートメインだったし、そもそもパビリオンに並ぶ気もさらさら起きなかった冷凍マンモス。よもやこんなところで見ることになるとは、当時は予想だにしていませんでした。
というか当時の認識の正直なところを言えば「マンモス?そういえばなんかそんな話も聞いたような……」という程度なのですが(笑)
マンモスの顔と左前脚、-13度で保存されていた太古の生き物の紛れも無い「本物」。有無を言わせない迫力がありましたね。最近は模型の技術もすごいですけど、やはり本物は違うと感じました。所々傷んでいたりするのもしかり、中途半端にしか残っていないのもしかり。
人間、たまには本物に触れておくものだと感じましたね。

予定より時間が余った。灼熱のなか、海でも見に行こうか。