羽田健太郎さん死去――有名音楽家の死が二月連続とは

ピアニストの羽田健太郎さんがなくなられたそうですね。ご冥福をお祈りします。
ショックです……。
先月はチェリストロストロポーヴィチが、今月はピアニストの羽田健太郎が。
二月連続で有名な音楽家が亡くなって、今年の上半期は一体どうなっているんだと突っ込みたくなりますね。

最近は題名のない音楽会もあまり見ていなかったのですが、あの羽田さんの軽妙なトークは聴いていてとても面白く、音楽の魅力が十二分以上に伝わってきましたのに……。
もうあのトークを聴けないとなると、なんでもうちょっと見ておかなかったのかという後悔がわいてきますね。後悔というのは常に先立たないもの。分かりきっている真理が今再び目の前に突きつけられた感じです。
羽田さんのピアノも素敵だったのに。何度かしか聴いたことはないですけれど。
58歳って、若すぎると思いませんか?
最近の日本人の死因に漏れず、癌、肝細胞癌だそうです。
癌って、どうにもならないですかねぇ……。

これ以上の音楽家の訃報は聞きたくないですね。
どんな人の死であっても世界にとっては損失でしょうが、芸術家の死は人類の大きな文化的損失ですよ。