八つ橋考

大受験土産(?)に八つ橋を買ってきて、某ぼっくすへと持っていきました。
それなりに人数がいたと言うこともあって、瞬く間にぱくぱく〜っと無くなってしまいましたね。
そこで何となく気になった、八つ橋について。
八つ橋、名前の由来は琴の名手八橋検校(やつはしけんぎょう)と言う人がはじめに作ったから。
起源は彼が世話になった茶屋の主人に米のとぎ汁や蜜やニッキなどで堅焼きを作ったことの要です。
今で言うところの「焼き八つ橋」というヤツですね。
八つ橋は、yoshikemの知る限り「焼き」「生」「おたべ」の三種類があります(他にもあるかも知れません)。
「焼き八つ橋」はさっきも言ったようにかたく焼かれたモノ。
「生八つ橋」はしっとりとした食感が美味しい、生菓子の一種。
「おたべ八つ橋(商標?)」は具にあんこなどが入っている生八つ橋ですよね。
個人的には八つ橋と言ったら「生八つ橋」で、具も要らないし堅い必要もないんですが……。
実際世間の評価ってのはどっちが上なんでしょうか。
そりゃ、おみやげとしての保存性としては「焼き八つ橋」がダントツですが、でもそんなに長期間保存する理由なんて現在の世の中じゃありませんし……。
あんこは、絶対不要です。
というわけで、自然に素朴な甘さをしっとりと醸し出す生八つ橋が大好きなのです。